一般企業と違う農業という業界。
私は一般企業に大学を卒業して27年勤務してきました。
広告業界という「農業」という分野の仕事からあまり絡みのない仕事をしておりましたが、23年1月から農業関連のこちらネークルの仕事に飛び込みました。
何もかも初めてのこともあり、用語もまだまだ解らず勉強の毎日ですが聞くこと・見るもの・打ち合わせで話す会話も新鮮で楽しい毎日を「農業」という言葉を通して向き合って過ごしています。
このコラムを書くときに一般企業って農業の業界とは何が違うのだろう?と考えてみました。
広告とはクライアントから依頼をいただいて会社のPRでその会社の認知を上げたり、新商品などは売上が上がるようにWEB・TV・チラシ・ラジオ・交通媒体等に広告を露出してヒット商品にしていくことが任務です。
一般企業は営業・生産活動などでたてる会社の目標、自分の売上などの目標を一年かけて達成することが大命題なのではないでしょうか。
農業生産者の方々が売上を上げていないと言っているのではなく、年間目標の先にあるものを目指している方が多いような印象を受けました・・・まだ1ヶ月だけですが。。。
ここからは本当に私見ですが
「農業の後継者不足が深刻化」 「耕作放棄地の増加」などをよくニュースなどで耳にしていました。
いざ仕事として全国の生産者からコメントをいただき、まとめる作業をしていましたが、そんなマイナスの言葉を書いていらっしゃる方が誰もいませんでした。
「農業」という自分のしている仕事を楽しんで・誇りに思っていらっしゃる方が「自然栽培」や「有機栽培」などに取り組んでいらっしゃいます。
その方達は共通して地域全体の活力の向上を考えていたり、そして今騒がれているCO2削減などの地球環境の問題にも自然に取り組まれているのではないかと思います。
まだまだまとめられませんが「地球の環境」を「自分たちの生活」を少しでも良くしていこうとする活動をする業界なのではないかと思います。