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スタッフコラム

でかすための努力

タイトルにあるのは、青森弁で「できるようにするための努力」という意味で、師匠の木村秋則氏からいただいた大切にしている言葉です。

「できるようにするための努力を惜しまない」

できるかどうかを考える前に、どうしたらできるのかを考え、それに向けて努力することを信条にしています。
できるかどうかを考えてしまうと立ち止まってしまいます。
なので、そのような言葉が頭に浮かんだら、まずは一歩進むことを決意して、「やってみなきゃわからないから、何でもいいからまず一歩目を踏み出してみよう」と動くことにしています。

一歩目は「なんでもいい」と思っています。
例えば、それに向けて割く時間をスケジュールする、スマホでヒントを探す、誰かに聞いてみる、同じことやっている人のところに行く、目標を決めてみる、うまくいった時の嬉しさを妄想してみる、周りの人に「やります!」って宣言しちゃう、その日から歯ブラシの持ち方を変えてみる、など何でもいいのです。
「一歩目」ということをこじ付けて何かを変えると、意外と視界が変わり今まで見えていなかったものが見えてきて、近くにヒントがあったことに気づくようになります。

自然栽培に取り組んでいると、わからないことだらけですし、目の前で起きていることを理解することも難しかったり、その場の対処では遅すぎたり、何を変えたら改善されるのかわからないので、立ち止まりそうになってしまうことがたくさんあるように思います。

ですが、私が立ち止まっても木々の成長は止まりませんし、季節の流れも待ってくれません。

だから、もがきまくる覚悟を持って畑に立っているのですが、その「もがき方」も前向きに楽しくうもがこうと思っています。

せっかく努力をするのであれば、建設的で、前向きに質高くもがきたい(^^)


だから『でかすための努力』、最幸です♪

この記事を書いたのは

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代表取締役
井形 誠
2007年ころから、「あらゆる生き物と共存する農業の仕組みを作る」と自分の方針を固め、自然栽培の農業研修を受け、自然栽培食品店の責任者をし、自然栽培の果樹園を拓きました。 農業に転職する時、「販売の得意な農家になれば、後発農家も優位に立てる」と考えてマーケティングを勉強し、それを活かして「やればやるほどに自然が豊かになる農業」に取り組んでいます。 『薬に代わる食』『人と地球の健康を改善する』『いのちを大切にする文化を育てる』そんなテーマに共感できる方々を前進していきたいと考えています。

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