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腸内フローラを多様性にする多彩な野菜の摂り方

ヘルスケアについてお話を聞く機会があり、大切だな〜と思うことを聞けましたので、ご紹介します。

腸内細菌の多様性が健康につながる

私たちが掲げるプラネタリーヘルスは、わかりやすくお伝えすると、作物の産地や近くの自然環境の影響が食べ物などを通じて私たちの健康に大きく影響している。だから人の健康を考える時、身近な自然や地球までを俯瞰した取り組みが大切だという考え方です。

腸内フローラというキーワードをよく聞くかと思いますが、腸内細菌たちの多様性を指す言葉ですが、これは私たちの食べ物や生活環境でバランスが決定されるものだと言われます。

食習慣の偏りは腸内フローラの偏りを生み、不調をきたす。だからバランスよく食べましょう。というのが一般的な健康的な食事について説明するものかと思います。

野菜から多様性のある細菌群を取り入れる

今回のお話で伺ったのは、土壌に生息する微生物は腸内フローラを同じような多様性があり、そこで育つ野菜は、そこの微生物たちを内在させたり、表皮など棲まわせています。

つまり、私たちが食べる野菜などの植物から多くの微生物を体内に取り込んでいるので、その土壌がどれだけ健全な微生物の多様性を有しているかが、私たちの健康と直結しているというお話でした。

だから、土壌の多様性と、作物の多様性を両方得ることができればなお良いから、色々な作物を食べましょうという内容。

身土不二、地産地消が健康に直結する

さらにその人が住む地域の近くで栽培された作物をとる方がより腸内フローラに良いという研究結果が出ているようで、地産地消や身土不二という言葉がまさに大切であるとのお話。

農薬や化学肥料を使わない栽培のものしか扱わない私たちの作物であれば、その土地の多様な微生物群を体内に取り入れ有効に働いてくれることを期待できますね。

あとは、全国各地に自然栽培や無農薬栽培の生産者が増えて、各地でそれらを手に入れられるようになることが次の課題なのかもしれません。

この記事を書いたのは

Writer
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代表取締役
井形 誠
2007年ころから、「あらゆる生き物と共存する農業の仕組みを作る」と自分の方針を固め、自然栽培の農業研修を受け、自然栽培食品店の責任者をし、自然栽培の果樹園を拓きました。 農業に転職する時、「販売の得意な農家になれば、後発農家も優位に立てる」と考えてマーケティングを勉強し、それを活かして「やればやるほどに自然が豊かになる農業」に取り組んでいます。 『薬に代わる食』『人と地球の健康を改善する』『いのちを大切にする文化を育てる』そんなテーマに共感できる方々を前進していきたいと考えています。

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