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元は零戦の格納庫。食文化を護る豊田市の味噌蔵を訪問。
愛知県豊田市の枡塚味噌さんを訪問して来ました。
90年前に周りの農家さんたちから依頼されて味噌仕込みをするところから始まった味噌蔵が、今では全て木桶で天然醸造したものを県内の大半の子どもたちに給食に提供するなど、日本の味噌文化を体感を通じて残す取り組みをされてます。
もともと日本の零戦格納庫だった建物や学校の校舎を移築するなたどして、過去の記憶を残しつつ、味噌文化を残しています。
戦後の机と椅子を集め、小学生などに向けて味噌文化を体験する取り組みを継続的にされているそう。
木桶は平均80歳。
廃業した味噌蔵さんから集め、10数棟ある建物の中に、お味噌が10トン以上入った桶が10本以上並ぶ姿は圧巻。
おそらく愛知県中の桶が集まって来ていて、今後50〜80年は使い続けられるとのこと。
木桶1本1本に特徴があり、仕上がりに個性が出ることから、それを楽しんで欲しいとのこと。それも文化になって欲しいですね。
とても勉強になりました。
私たちもこのような伝統や文化を残す取り組みに参加して、多くの方にお届けしたい。
全国の味噌蔵さんで自然栽培の原料を使い、伝統的な天然醸造したお味噌を造り続けたいと思います。
枡塚味噌さん、急なお願いにお時間をいただき誠にありがとうございました!