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あらゆる「いのち」の生きる喜びを創造する

私の人生の大きなテーマは、「いのちを大切にする文化を育てる」ということです。このテーマを具現化するために、私は農業の分野で、これからの農業のあり方の一つを浸透させ、消費者と一緒に取り組むという新しい関係を築こうと考えています。
この株式会社いにしえを立ち上げた時に、自分がやるべきことと照らし合わせ、この会社の理念を
  あらゆるいのちの「生きる」喜びを創造する
と定めました。
簡潔に説明すると、多くの生き物がそれぞれの生きる目的に沿った生涯をまっとうできるような社会にしたい、ということです。

人だけではなく動物、虫、微生物、そして植物まで、それぞれに命には、それぞれの目的があるだろう考えます。
 ほとんどの生き物が、他の生きものたちの生きる糧(食糧)となって生涯を終えるこの地球上。命をつなぐために成長し、子孫を残し、何者かの生きる糧となって生涯を終えることが自然の摂理なのではないか。
 その中に生きる目的があると考えます。

 地自然と調和した農業のあり方に意識を向けた時、自然栽培や生態適合農業は、完全ではないが、現在地からそれに近づけるステップとして大変有益でインパクトを与えるものだと思います。

あらゆる生き物たちからみたら、脅威を減り、棲み家を与えられ、植物含めて複雑で多様な自然の領域が広がる有益なものだと思います。ですが、消費者からみたら、この農法や農業のあり方は、必ずしも今まで以上に品質が良くなるわけでもなく、必ずしも美味しい作物になるとは約束できず、コスト高から価格的魅力は薄いものになりがちで、消費者のメリットを謳いづらいことは確かです。

だから顧客地球主義

生産者・職人・消費者も一緒になって、地球を喜ばす。
そんな社会、文化が育つお手伝いをしたいと思います。

この記事を書いたのは

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代表取締役
井形 誠
2007年ころから、「あらゆる生き物と共存する農業の仕組みを作る」と自分の方針を固め、自然栽培の農業研修を受け、自然栽培食品店の責任者をし、自然栽培の果樹園を拓きました。 農業に転職する時、「販売の得意な農家になれば、後発農家も優位に立てる」と考えてマーケティングを勉強し、それを活かして「やればやるほどに自然が豊かになる農業」に取り組んでいます。 『薬に代わる食』『人と地球の健康を改善する』『いのちを大切にする文化を育てる』そんなテーマに共感できる方々を前進していきたいと考えています。

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