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TTPで7割からスタートする

私は、30歳の時に一度農業研修に参加し、バイトのような農作業を通じて、農業を知ってきたのですが、本格的な農業経営は、果樹園を立ち上げた42歳がスタートです。

それまでは、小売や流通などで農業に関わり、多くの農家さんと接する仕事をしてきました。

その中で見えてきたのは、現場にいないとわからないことが山ほどあることです。

知識を得ようと思ったら本を読みますが、本で教えてくれるのは、農業の骨組みと農作業の一部と、他人が感じた苦労くらいです。

ですが、畑に立って丸一日作業をしたり、1週間その農園に合わせた生活をすることで得られる学びや経験は、本の何百倍もあります。

もちろんYouTubeと比較してもそうです。

もっとも自分のスキルとして身につくのは、その畑に立って真似をすることだと思っているので、本やYouTubeなどは、補足資料として参考にするようにしています。

TTPという言葉を知っている方も多くいると思います。

「とにかく徹底的にパクる」

とことん真似をすることです。

著作権やアイデアを侵害してはいけませんが、マネできることは徹底的にマネする。

これがとっても大切で、絶対にやるべきだと思います。

なぜなら、独学で始めるとたくさんの失敗や課題や用いるべき工夫をたくさん創出しなくてはいけません。

ですが、TTPをすると6、7割からスタートできます。

ゼロから始めて何度か失敗して学ぶのことは大切かもしれませんが、一年間に一回しか経験できないことが多い農業において、ゼロスタートでは2年目がないかもしれません。

なので、研修制度などがあるのですが、それ以上に、項目ごとにマネしたい相手を見つけて、尊敬と礼節を持って真似させていただくということができれば、なお良いと思います。

ましてや、TTPで7割からスタートできたとしても、収入は十分ではないはずですので、それも考えれば、絶対にやるべきことなのだと思います。

それは、師匠だったり、先生だったり、生産者仲間だったり、公的機関が用意するセミナーだったりといろいろとあると思います。

なので、自分の営農開始も、その後の成長も、『TTPで7割からのスタート』をお勧めします。

ちなみに私は、『モデリング』という言葉を使っているのですが、栽培もワイン作りも、経営も師匠や先生を見つけてTTPしています。

この記事を書いたのは

Writer
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代表取締役
伊藤誠
2007年ころから、「あらゆる生き物と共存する農業の仕組みを作る」と自分の方針を固め、自然栽培の農業研修を受け、自然栽培食品店の責任者をし、自然栽培の果樹園を拓きました。 農業に転職する時、「販売の得意な農家になれば、後発農家も優位に立てる」と考えてマーケティングを勉強し、それを活かして「やればやるほどに自然が豊かになる農業」に取り組んでいます。 『薬に代わる食』『人と地球の健康を改善する』『いのちを大切にする文化を育てる』そんなテーマに共感できる方々を前進していきたいと考えています。

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