ごあいさつ

Greeting
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  • 代表取締役
    井形 誠
    Makoto Igata
    いにしえのホームページへお越しくださり誠にありがとうございます。
    ここに私がこの会社を始めた経緯と考えを記しました。

    『あらゆる生き物と共生する農業』への決意は、憤りから生まれた                

    2003年頃、私は仙台で会社勤めをしながら、野生動物保護のボランティア活動で、野性の傷病動物の治療と自然への帰還を支援する取り組みに関わっていました。

    当時怪我をしたハクビシンなど保護していると近くの農家から『畑を荒らすから殺してしまえ』という言葉が投げかけられました。
    私はその言葉に憤りを感じ、農業の在り方そのものに疑問を抱くようになりました。農作物を荒らしてしまう動物を「害獣」、鳥を「害鳥」、虫を「害虫」と呼び、ありとあらゆる生き物と敵対して排除し、自分たちの都合で正当化している、私にはそう思えました。

    農家の側に立って考えると、農作物の被害は生活に直結する問題なので、排除すると言う考え方は致し方ないかもしれません。ですが、「他の生きものたちを排除して自分たちの糧を得る」というやり方に違和感を覚え、「命を大切にすることが美味しい作物を育てることにつながる」そんな農業に変革できないだろうかという想いが生まれました。
    そこから、『あらゆる生き物と共存する農業の仕組みを創る』という私の中の明確な理念がうまれ、農業への道が始まりました。


    「古(いにしえ)からの知恵」が私たちに安心をもたらす

    食に対する不安、健康に対する不安を考えれば尽きることがありません。
    私は母を癌で亡くしたとき、病気というのはいつでも自分の身近にあるものだと改めて気付かされました。オーガニックや自然栽培の食材を求めたり、化学調味料や添加物を使わない食を選だりする方々は、そういった意識がより強いのかもしれません。

    私たちが、価格が高く、形も量も揃いにくいと分かっていても自然栽培作物を中心に取り入れることや、賞味期限が短く品質が変化しやすくても伝統的、かつ添加物や化学薬品などに頼らない製造法を選択するのは、そういった皆様の不安を取り除きたいと思っているからです。

    私は、古くからある文化や伝統や言葉、そして所作や慣わしなどのほか、護り継がれてきたものには、人と自然とが折り合いをつけ、健康を維持向上させる知恵と記憶が残されていると考えています。

    社名を「いにしえ」とした理由も、日本の先人が残してきた叡智を現代に生かし、「あらゆるいのちの生きる喜びを創造する」という決意をあらわすためです。
    皆様のお買い物が最善なものとなり、幸せな健康生活に導けるよう、いにしえの知恵を『薬の代わりになる食』として、安心と楽しみを提供してまいります。


    いのちを繋ぐ喜びを

    私たちの食べものは、水とミネラル以外すべて生きものです。
    地球に生きる上で、自分たちが自然の一部であると自覚できれば、“いのちをいただく”ことが【食の本質】である、そう共感いただけるのではないでしょうか。

    私たちが住む日本には「いただきます」という生きる糧になってくれた生きものたちへ感謝を表す素敵な言葉があります。
    私たちは、その言葉が一日一日、より大切にされていくような未来を望んでいます。

    「いのちを大切にする文化を育てる」
    株式会社いにしえ 代表取締役 井形 誠
    ※伊藤から井形に改姓いたしました。



    井形 誠 略歴
    1978年9月5日東京生まれ、大学まで札幌、仙台、花巻などに住む。
    2008年より仙台から山形県東根市に拠点を移す。
    2009年より脱サラして農業へ
    2014年 青森県の木村秋則氏のもとで農業研修を受ける
    2015年 東京都にある「自然栽培の仲間たち」で店舗責任者として5年勤める
    2020年2月 山形に戻り、一家農園株式会社を仲間と共に立ち上げ取締役に就任
    2021年10月 株式会社ネークル取締役就任
    2023年2月 株式会社ネークル代表取締役就任
    2023年8月 社名を株式会社いにしえに変更
    2024年6月 一家農園株式会社代表取締役就任
    現在に至る



    取り組みとメディア掲載情報
    2022年2月 「奇跡のりんご」の木村秋則氏を招いて第1回ナチュラルファーマーズイベント開催
    2022年3月 生産者向けオンライン勉強会「農家の寺子屋」を配信開始。
    2022年11月 BSテレ東の日経スペシャル「サステナMIRAI」で、グループ会社の取り組みが紹介されました。
    2023年2月 著書「腸と森の土を育てる」の桐村里沙氏を招いて第2回ナチュラルファーマーズイベント開催
    2024年2月 「山形未来ラボ」でいにしえの取り組みが紹介されました。
    2024年3月 慶應大学大学院修士課程の学生より自然と調和する農業についてマイニングインタビューを受ける(1回目)
    2024年4月 山形新聞で大豆麺についてインタビュー記事が紹介されました。
    2024年4月 河北新報で自然栽培の大豆生産についてインタビュー記事が紹介されました。
    2024年4月 いにしえミニマルシェにて、ピザ作り体験実施
    2024年5月 書籍「現代農業」で不耕起栽培についてインタビュー記事が紹介されました。
    2024年8月 慶應大学大学院修士課程の学生より自然と調和する農業についてマイニングインタビューを受ける(2回目)
    2024年8月 伊勢丹新宿店「丹青会」にて来場顧客にいにしえのワインをご提供。
    2024年8月 山形天童イオンモール天童にて「イモテンビアフェスタ」に出店。
    2024年10月 農福連携の取り組みを山形のTV局山形放送で紹介されました。
    2024年10月 東京浜松町で開催された「オーガニックライフスタイルエキスポ2024」に出展
    2024年11月 東北芸術工科大学の企画構想科で、井形が講義をしました。
    2024年12月 MIZENとのコラボワイン&ジュースを発表
    2025年3月 BE-PALでいにしえのぶどう栽培とワインづくりについて代表の井形のインタビュー記事が掲載されました。
    2025年4月 銀座ヤマガタサンダンデロで、奥田シェフとのコラボディナーを開催
    2025年6月 長崎県大村市で開催された「チャイム展」において、ナチュラルワインとラベルデザインの話で代表の井形がトークセッションを行いました。
    2025年6月 産経新聞でRAW WINE TOKYOへの出展について代表の井形のインタビューが紹介されました。
    2025年7月 ananのインフォメーションコラムでいにしえのワインが紹介されました。
    2025年7月 伊勢丹新宿店「世界をめぐるワイン展」に出展
    2025年7月 山形県天童市の拠点の玄関を改装し、いにしえの売店をオープン
    2025年8月 クロワッサン1147号のインフォメーションコラムでいにしえのワインが紹介されました。
    2025年8月 天童温泉 湯坊いちらくとアイアップし「ぶどう収穫とペアリングディナーツアー」を実施
    2025年8月 東京駒場のape cutina natulareで、島田シェフとのコラボランチを開催
    2025年8月 Hanako10月号のインフォメーションにて、いにしえのワインが紹介されました。
    2025年9月 Safari me timeで「秋に飲みたいちょっといいワイン」にワインがご紹介されました。
    2025年9月 東根の自社畑で「ぶどう収穫と畑でおむすび体験ツアー」を開催
    2025年9月 山形天童事務所において、ワークショップを開始
    2024年9月 東京浜松町で開催された「オーガニックライフスタイルエキスポ2024」に出展
    2025年10月 NHK山形「やままる」でワイン用ぶどうの栽培について代表の井形のインタビューが紹介されました。
    2025年10月 NHK東北6局ネット「ウィークエンド東北で」でワイン用ぶどうの栽培について代表の井形のインタビューが紹介されました。


    YouTube MIZEN代表寺西氏との対談

     東京港区南青山にあるMIZENは、日本の紬の高度な技術が評価されるように衣服の価値観を変革に取り組むラグジュアリーブランドです。
     技術を主役にするデザインをテーマにしたMIZENは、2周年を機にいにしえとのコラボレーション企画を展開していきます。
      いにしえのワインをMIZENがパッケージなどをデザインする第一弾が販売開始。それに伴ってそれぞれの取り組みや思いを多くの方に伝える場として、YouTubeでお話しすることにしました。
    それぞれの取り組み、なぜ事業を立ち上げたのか、なぜコラボするのか、この先の展望など6本にわたって話しています。



    慶應大学院生によるマイニングインタビュー

    弊社井形が考える「生きものを大切にすればするほど良い作物が穫れる理想的な農業」について、慶應義塾大学院生から研究対象として2時間ほどのインタビューを2度受けました。
    その内容を書き起こしたものをアップしていきますが、井形が考える自然との対峙の仕方、折り合いの付け方、考え方などが上手なインタビューによって引き出されています。
    いにしえが目指す農業の姿の本質は、このインタビューで詳しく紹介されています。農業の見方考え方、自然との向き合い方など、様々な考え方の一つとしてご覧いただければと思います。
    代表井形へマイニングインタビュー(全22記事)
    自然との循環と生き物との関係について(全10記事)

会社概要

About

味噌・ワイン・お米など自然派食品を購入するなら株式会社いにしえ

会社名 株式会社いにしえ(令和5年8月4日「ネークル」から社名変更)
代表 井形 誠
設立 令和3年10月18日
資本金 1,000万円
主要取引銀行 山形銀行 東根支店、三菱UFJ銀行仙台支店、PayPay銀行
関連会社 AINUSホールディングス、一家農園株式会社
事務所 〒994-0014 
山形県天童市糠塚2丁目3-11
電話番号 023-616-7555
メール info@inishi-e.com
URL https://inishi-e.com/

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