いにしえのぶどう畑とワインの概要

山形県東根市の東部、仙台から1時間の農村
山形県東根市東部、山間にひろがるかつてのデラウエア産地にて、私たちは生きものと共生するぶどう畑を運営し、ナチュラルワインづくりを行っています。
栽培面積は約2ヘクタールで、ぶどう品種に合わせて棚仕立て、棚短梢一本仕立て、垣根仕立てで栽培。
多様な生きものが行き交う畑作り
下草の多様性を活かし、不耕起で土壌の微生物や生態系を守りながら、生き物たちの力でぶどうが育つ環境を整えています。なので、農薬も肥料も除草剤を一切使いません。
収穫は手作業で行い、その場で傷みや腐敗果を丁寧に取り除き、18℃の部屋に2、3日置き、粗熱を取った後にワイナリーへと運びます。
低温での長期間発酵、何も足さないワインづくり
醸造では、ぶどうに自然に着いた酵母で発酵を行い、亜硫酸も一切使用しません。仕込みは13℃の低温庫内で行い、40日から60日以上かけてゆっくりと発酵させます。
仕込みは、全房発酵と白仕込みの2つ。
ぶどうの出来がワインの出来の90%と考え、できるだけシンプルな醸造を大切にしています。
にごりの中に美味しさがある
櫂入れは最小限にとどめ、ゆったりとした時間の流れの中で発酵を進めます。
清澄剤も使わず、濾過もせず、澱引きをしてそのままボトリング。スパークリングワインは瓶内二次発酵で仕上げています。
自然と生きものが多様に棲む畑で育ったぶどうの味わいを引き出したワインです。
・葡萄畑の面積2ha ( 実働面積:1ha )
・農薬不使用:5年以上
・肥料不使用:5年以上
・不耕起
・収穫:手収穫、腐敗果の除去をしながら。
・収穫後、粗熱をとってからワイナリーへ。
・全房発酵と、白仕込みの2タイプ。
・ぶどうに着く酵母による発酵
・亜硫酸不使用
・13℃と低温の庫内で仕込み作業をし発酵。
・40〜60日以上の発酵期間
・櫂入れはできるだけ少なく
・澱引きしてボトリング
・スパークリングは、瓶内二次発酵
ワインのお買い求めはこちら
▶︎ いにしえSTORE