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[代表インタビュー vol.20]第周りの生き物に食べてもらう部分と、人間が食べたい部分を分ける

 ※こちらの記事は、慶應義塾大学政策・メディア研究科の学生、林聖夏さんに、弊社代表の伊藤誠が受けたインタビューを書き起こしたものです。

林:

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なんか他にも結構、虫が食べたいものと私達が食べたいものって、ぶつかるときはあるじゃないですか。多様性にすると、それはないのかもしれないんですけど、結構私が今してる畑とかも、草とかも多分50種類ぐらい生えてるし野菜とかもう今20から30ぐらい、結構多様性はあるなと思うんですけど、それでもやっぱり、食害はもう結構あるんですよ。いくつかは取れるんですけど。その中で、それこそ虫だけじゃないと思うんですけど、理由はいくつかあると思うんですけど、やっぱりどうしてもバッティングするときってあるなって感じるんですけど、何かそういうときにどうするのがいいというか、どういう視点でこういうふうに捉えるといいとか、何かそういうときに伊藤さんがやっていることとかやっぱりこういうのを大切にしてるから、そういうバッティングしてるときにもこういうことをしようみたいなのって、あったりしますか。

伊藤:

野菜がね私はもう詳しくないしやってないんだけど、

林:

果樹とかでも。

伊藤:

食べてもらう部分と、こっちが食べたい部分を分けるっていうのは一つ考え方かなと思ってるんですよ。鳥が来ても食べに来る場所って大体端っこから食べていくわけですよ。例えば、ブドウ園の場合だったら、ブドウの上に雨除けを張っていて、ずっと何mもね、縦横何mもあるから、真ん中まで鳥がなかなか来づらいんですけど。端っこだったら食べてすぐ逃げれるから端っこを食べていくんですみんな。そのときに端っこの方は、実をたくさんつけるけど美味しくないとか手をかけなくていいように、いっぱい多めにつけておくんです。そうするとみんなそこを鳥が食べるじゃないすか。そしたら美味しくつくってる中の方は食害が減るので、そこはすみ分けをしていけば、大事な部分は減らなくて済むなと思ってたんですよね。あと野菜に関しては、虫は難しいんだけど、ネットを囲うとか、囲わないとかで、こっち食べてもらっていいよっていうところと、こっちは食べないでねってやると、ちょっと違うかなとか、ちょっとそこは難しいんだけど。

vol.21に続く

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株式会社いにしえ
株式会社いにしえ 山形県天童市糠塚2丁目3−11 023-616-7555 自然栽培の原料で、伝統文化などから健康に役立つ製造法で商品を作り販売する会社。

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